【作業事例紹介】急に発生した廃棄物も。定修時の柔軟な回収・処理対応(リライフ)
中特グループでは、地域インフラを支える中で直面するさまざまな課題に対し、安全・品質・効率を追求しながら解決へ導いてきました。
このページでは、その取り組みの中で生まれたお客様の課題解決事例や現場・社内での改善実践をご紹介しています。実際の事例を通じて、皆さまの課題解決のヒントとなれば幸いです。
今回はその中から、株式会社リライフでの事例をご紹介します。
廃棄物に新たな価値を吹き込むべく、再資源化に特化した中間処理の現場業務に日々取り組んでいます。
「捨てられたモノに、いのちを。」という思いを胸に、地域循環型社会の実現を目指しています。
定修で発生する廃棄物を、柔軟に回収
今回対応したのは、発電施設のボイラー定修で発生した燃え殻・ばいじんです。
発生した廃棄物はフレコンバッグに入れて一時保管され、定修の進捗や搬出計画に合わせて、3.5tユニック車で回収しました。回収時期を事前に調整することで、廃棄物が定修作業の妨げにならないよう、スムーズな搬出につなげています。

また、予定していた廃棄物だけでなく、定修中の思わぬトラブルによって追加で発生した廃棄物についても、状況を確認しながら相談を受けました。
安全に配慮し、性状に合わせてセメント原料へ
搬入したフレコンバッグは、フォークリフトやバックホーを使用して安全に取り扱います。作業前には、事故につながりやすい吊り部を中心にフレコンバッグの強度や劣化状況を確認。粉じんが舞う可能性がある場合には、適切な保護具を着用して作業を行います。

また、燃え殻・ばいじんの性状に応じて処理方法を選定します。塩素濃度が高い場合は、脱塩・分離・改質施設で脱塩処理を行った後、篩分・混合施設でほかの原料と調整し、セメント原料として再資源化します。
必要なタイミングで回収し、定修も計画どおりに
今回の対応により、燃え殻・ばいじんを埋立処分するのではなく、セメント原料としてリサイクルすることができました。また、フレコンバッグで保管し、定修工程に合わせて回収することで、スケジュールを滞らせることなく作業を進められました。
お客様からは、
「予定や数量を事前に把握できる定修時の廃棄物に加え、思わぬトラブルで発生した廃棄物についても、まとめて相談できて助かりました」
との評価をいただきました。
株式会社リライフでは、廃棄物の性状や発生状況を確認したうえで、回収から処理・再資源化までご提案します。定修時に発生する廃棄物や、突発的に発生した廃棄物の処理でお困りの際も、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
Q.燃え殻やばいじんの処理を検討しています。依頼にあたり、どのような情報や資料が必要ですか?
廃棄物の性状や成分を確認するため、SDS(安全データシート)やWDS(廃棄物データシート)、サンプル、溶出試験の分析データのご提供をお願いします。
分析データについては、特別管理産業廃棄物に該当するかを確認するため、廃棄物処理法施行規則第1条の2に定める判定基準のうち、燃え殻・ばいじんに関する8項目が必要です。ご提供いただいた資料やサンプルを確認したうえで、受入可否を判断し、処理費用等をご提示します。
必要な資料や分析項目が分からない場合は、ご案内しますので、まずはご相談ください。
Q.フレコンバッグが劣化して裂けそうな状態ですが、そのまま回収できますか?
吊り上げ時にフレコンバッグが破損すると、廃棄物の飛散や落下事故につながるおそれがあります。そのため、安全上、劣化したフレコンバッグのまま回収することはできません。お手数ですが、破損や劣化のないフレコンバッグへの入れ替えをお願いします。
Q.石炭やバイオマスなど、異なる燃料から発生した燃え殻・ばいじんにも対応できますか?
燃料の種類だけで一律に判断せず、廃棄物の性状や成分を確認したうえで、個別に受入可否を検討します。石炭由来、バイオマス燃料由来の燃え殻・ばいじんについては、それぞれ受入実績があります。まずはWDSや分析データなど、廃棄物に関する情報をご提供ください。
▼お問い合わせはこちら
中特グループ 株式会社中特ホールディングス
TEL:0834-33-8063(営業企画推進部直通)

