【作業事例紹介】突発的に発生する廃棄物の処理リスクを最小化する再資源化事例(リライフ)
中特グループでは、地域インフラを支える中で直面するさまざまな課題に対し、安全・品質・効率を追求しながら解決へ導いてきました。
このページでは、その取り組みの中で生まれた お客様の課題解決事例 や 現場・社内での改善実践 をご紹介しています。
実際の事例を通じて、皆さまの課題解決のヒントとなれば幸いです。
今回はその中から、株式会社リライフでの事例をご紹介します。
私たちリライフは廃棄物に新たな価値を吹き込むべく、再資源化に特化した中間処理の現場業務に日々取り組んでいます。 「捨てられたモノに、いのちを。」という思いを胸に、地域循環型社会の実現を目指しています。
安定処理ルートを確保するための第一歩
今回ご相談いただいたのは、製造工程で発生した「燃料カス」「ペレットカス」の処理についてです。これらは 突発的に発生する場合もあれば、一定量を溜めてから排出される場合もあり、排出パターンに応じた柔軟な判断が求められます。とくに急発生時には保管リスクやライン遅延にも直結するため、処理可否を"いかに早く判断できるか"が重要になります。

自社分析設備により、受入前に迅速かつ正確な処理判断が可能
当社では、廃棄物を受け入れる前に自社の分析設備で成分や発熱量を確認し、最適な処理方法を迅速に判断できる体制を整えています。事前評価で受入が決まった場合は、異物除去や散水による粉じん抑制、クレーン・フォークリフトによる安全搬送など、評価内容に基づいた工程をスムーズに進めます。こうした一連の流れにより、急に発生した廃棄物であっても、品質と安全性を保ちながらセメント原燃料として確実に再資源化することができます。

今回の案件は急なご相談でしたが、自社分析による迅速な判断により、受入から再資源化までスムーズに進めることができました。フレコン搬入にも対応できたことで、お客様の作業負荷も軽減されています。また、定期的に排出される案件についても、排出量や頻度に合わせて受入計画を組むことで、継続的で安定した処理体制を維持しています。
お客様からの声
「急な相談にも迅速に対応していただき助かりました。
フレコンでの搬入にも柔軟に対応してもらえたので、現場の手間が大幅に減りました。」
急発生する廃棄物にも、定常的に排出される廃棄物にも対応できるのは、受入前に迅速な評価ができる自社分析体制 と、評価結果に基づいて最適処理を確実に進める現場力 があるからこそ。リライフは排出パターンに左右されず、安全・確実な再資源化を提供し続けています。廃棄物処理でお困りの際は、どうぞ安心してご相談ください。
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