【作業事例紹介】行き場のないリチウム電池、どう処理する?(リライフ)
中特グループでは、地域インフラを支える中で直面するさまざまな課題に対し、安全・品質・効率を追求しながら解決へ導いてきました。
このページでは、お客様の課題解決事例や現場での改善実践をご紹介しています。
実際の事例を通じて、皆さまのヒントとなれば幸いです。
今回は、株式会社リライフの取り組みをご紹介します。
株式会社リライフは、廃棄物に新たな価値を吹き込む中間処理事業を展開し、「捨てられたモノに、いのちを。」の想いのもと、地域循環型社会の実現に取り組んでいます。
リチウムイオン電池の適正処理対応事例
近年、リチウムイオン電池は電子機器や蓄電設備の普及に伴い排出量が増加していますが、内部短絡や水分混入による発熱・発火リスクを有するため、適正な取り扱いと処理ルートの確保が求められています。しかし、対応可能な処分先が限られていることから、排出事業者様にとっては処理手配自体が大きな課題となっています。
本事例では、2024年9月から2026年3月にかけて、リチウム電池およびリチウムイオン電池約1,010kgについて、適正処理に向けた収集運搬および積替保管対応を実施しました。
具体的には、排出事業者様から積替保管場所までの一次運搬、積替保管施設での適切な管理、さらに処分先までの二次運搬までを一貫してリライフが担い、処理工程全体をコーディネートしています。最終的な処分については、専門の処理施設へ搬入する体制を構築しています。

搬入された廃棄物は、状態や種類を確認しながら手選別を行い、安全に取り扱うための前処理を実施。そのうえで、一定量を確保しながら積替保管を行い、効率的かつ安全に二次運搬へとつなげています。
安全管理体制とリスク低減の取り組み
安全対策として特に重視しているのが、保管時の短絡防止と発火リスク低減です。リチウムイオン電池は水濡れや導電接触により発火の危険性があるため、排出事業者様側での保管段階からの対策が重要となります。

そのため、リライフでは顧客様に対し、電池の絶縁処理を施したうえで、密封可能な金属製容器での保管を推奨しています。特に水分の付着は火災リスクにつながる可能性があるため、保管環境の管理についても注意喚起を行っています。
一方で、適切な処理が施されていない状態で搬入された場合については、リライフ側にて絶縁処理および金属容器での安全な保管対応を実施し、積替保管から二次運搬まで一貫してリスク低減を図っています。これにより、保管中および輸送中の安全性を確保しています
お客様の声
「処分先に困っていたので大変助かりました」
これらの取り組みにより、処分先の確保が難しいリチウムイオン電池についても、安定した処理体制を構築し、排出事業者様のニーズに応えることができました。処理困難物への対応力強化は、廃棄物管理における大きな安心につながっています。
リライフでは、今後も処理困難物への対応技術と安全管理レベルの向上を図りながら、より高度な廃棄物処理ニーズに応えてまいります。廃棄物処理に関するお困りごとがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
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