【社内取り組み紹介】社員の子どもの一言から始まった出前授業(吉本興業) 実績 | 中特グループ Japan オフィシャルサイト
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実績

【社内取り組み紹介】社員の子どもの一言から始まった出前授業(吉本興業)

2025/8/28

中特グループでは、地域インフラを支える中で直面するさまざまな課題に対し、安全・品質・効率を追求しながら解決へ導いてきました。
このページでは、その取り組みの中で生まれた お客様の課題解決事例 や 現場・社内での改善実践 をご紹介しています。
実際の事例を通じて、皆さまの課題解決のヒントとなれば幸いです。

今回はその中から、株式会社吉本興業での事例をご紹介します。

定期回収から臨時対応まで、痒い所に手が届くような柔軟なサービス体制で、現場のニーズにお応えしています。 「スマイルアップ、クリーンアップ。」の姿勢で、ただの回収では終わらせない“気配り”をお届けしています。

【活動開始のきっかけ】

この取り組みのきっかけは約12年前、ある従業員の子どもが学校でリサイクル授業を受けた際に「親がゴミ回収の仕事をしている」と先生に伝えたことでした。その話を聞いた先生から「実際の現場の声を子どもたちに聞かせてもらえないか」と依頼を受け、活動が始まりました。

以降、教育委員会を通じて各校へ案内を行い、希望校との調整を経て授業を開催。初期は社長や部長も講師を務め、現場社員を順次育成して担当講師に選任しました。教材は自社作成のパワーポイントを基盤とし、改訂のたびに周南市リサイクル推進課へ確認を依頼し、内容の正確性を担保しています。

【授業の内容と工夫】

授業は大きく3つの構成で行われます。会社紹介と3Rの基礎知識を伝える「座学」、生徒が実物を用いて挑戦する「分別クイズ」、そして実際にパッカー車へペットボトルを積み込み、ボタン操作を体験する「実習」です。これにより、環境学習を体験的に理解しやすい形で提供しています。

【成果と今後の展望】

13年間で延べ45校約1,800人の児童が受講し、行政からも信頼を獲得。市職員が視察に訪れるなど、取り組みは高く評価されています。中には、出前授業を受けた児童が成長して中特グループに入社したという嬉しい事例も生まれています。


現在はコロナ禍の影響で開催数が減少していますが、今後は年5〜7校程度まで回復させることを目指しています。さらに、講師を担える社員の育成を進め、活動を継承していくことが今後の課題です。

吉本興業は、これからも子どもたちと共に学び、市民の皆さまと一体となった環境づくりを続けてまいります。

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 中特グループ 株式会社中特ホールディングス
 TEL:0834-33-8063(営業企画推進部直通)

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