【周南市発・ACTA+がオリックスホテルマネジメントと協働】11月1日より全国20施設で廃棄物から生み出したアートを展示 ニュースリリース | 中特グループ Japan オフィシャルサイト
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【周南市発・ACTA+がオリックスホテルマネジメントと協働】11月1日より全国20施設で廃棄物から生み出したアートを展示

2025/10/27

株式会社ACTA PLUS(本社:山口県周南市、以下「ACTA+」)は、オリックス・ホテルマネジメント株式会社(本社:東京都港区、以下、「オリックス・ホテルマネジメント」)と協働し、同社直営の全国20の旅館・ホテル・研修施設(※)にて、地域の産業などから生じる、本来は捨てられてしまう素材を使用したアート展示を2025年11月1日より一斉に開始いたします。
※業務支援施設含む

 本企画では、全国20施設にあわせて、ACTA+が国内外のネットワークから21名のアーティストをキュレーションし、それぞれの施設にゆかりのある産業や工芸などに関連した“捨てられるもの”を素材に、そこに息づくストーリーを再構築し、アート作品として制作しました。

 作品づくりにあたっては、アーティストの表現を支える企画設計や制作プロセスにもACTA+が関わり、オリックス・ホテルマネジメントと構想を重ねながら展示を形にしています。

 今回展示される作品は、単なるリサイクルや環境配慮の枠を超え、地域の産業や工芸の過程で副次的に生じる素材や端材など本来は捨てられてしまう素材を起点にサステナブルな文化を紡ぎ出す媒体として位置付けられています。本展示を通じて、地域の文化や素材、産業や工芸を横断する新しい視点を提示し、訪れる方々がその土地に根付くものづくりの背景や資源循環の可能性を感じ取る体験を提供します。

 この度の協働については、「持続可能性の正論を憧れに変える」というミッションのもと廃棄素物をアートへと昇華させるACTA+の理念に共感したことで、オリックス・ホテルマネジメントが、自社のサステナブルツーリズムを推進する取り組み「つなぐはぐくむツーリズム」の一環として実施することで実現しました。

展示概要

展示期間

2025年11月1日(土)〜30日(日)

※ クロスライフ博多天神は、11月8日(土)に展示開始します。
※ 展示終了日は、施設により異なりますので、詳細は各施設にお問合せください。2025年11月30日(日)までは共通のキャンペーン期間として、対象の全施設にて展示を行います。

会場

オリックス・ホテルマネジメントの直営・業務支援の全国20施設(札幌・函館・会津若松・黒部・箱根・熱海・京都・大阪・福岡・別府ほか)*図1を参照

参加アーティスト

21名 

吉田琉平、pepo upcycle、Ogi、mokemoke、chikako adachi、押鐘まどか、キサブロー、Yoko Ichikawa、大薗彩芳、花畑乃中、竹内康雄、Hayato Teraguchi、imoco、しばたみなみ、坂田樹、菅野湧己、綾海、ミルクぱく子、Shan Luwei、加治聖哉、下野友嗣

使用素材

各地域の産業や工芸の裏側で生まれる本来は捨てられてしまう素材(木端材、織物の端切れや糸、漁具、石材の端材、使用済みの畳表など)※図1を参照

本企画を通して目指したいこと

左:橋本季和子(株式会社ACTA PLUS|共同代表・代表取締役)

右:吉本龍太郎(株式会社ACTA PLUS|共同代表・取締役、株式会社中特ホールディングス|取締役)

 これまで「サステナブル」や「SDGs」は、“やらなければならないこと”として語られることが多くありました。私たちは今回、多くの観光客に体験を提供するオリックス・ホテルマネジメント様との協働を通じて、環境や地域資源への関わりを“楽しみながら感じる文化体験”として提案します。

通常はあまり注目されない地域の産業や工芸の裏側では、日々さまざまな素材が生まれ、そして静かに忘れ去られていきます。

 ACTA+は、その土地で捨てられるはずだった素材を拾い上げ、アーティストの手によって新たな表現へと昇華させました。作品を通じて、地域の産業や工芸が持つバックストーリーを紐解き、新たな魅力を発見する。そんなアートをめぐる時間が、旅の記憶をより深く、豊かに残すものになることを願っています。

取り組みについてのコメント

オリックス・ホテルマネジメント株式会社
サステナビリティ推進チーム  金井  紫帆

私たちは『つなぐはぐくむツーリズム』を通じて、地域との共生とサステナブルな観光の推進を目指しています。本企画では、各施設が根ざす地域の産業や工芸などから発生した、本来は捨てられてしまうものが、ACTA+様とアーティストの皆さまの手で、お客様の滞在体験を彩るアートとして再生されました。地域の素材が持つストーリーを通して、各地域の産業や工芸の魅力に触れ、サステナブルな未来について考えるきっかけになれば幸いです。

-オリックス・ホテルマネジメントからのプレスリリース内容:https://www.orix-realestate.co.jp/news/2025/10/release_003002.html 

オリックス・ホテルマネジメント「つなぐはぐくむツーリズム」概要

 持続可能な観光(サステナブル・ツーリズム)が注目されるなか、地域の観光やオリックス・ホテルマネジメント施設での滞在を通して、「サステナブルな観光」につながるアクションを楽しみながら体験していただくプロジェクトです。SDGsの中で特に観光が主要テーマとされている「働きがいも経済成長も」「つくる責任、つかう責任」「海の豊かさを守ろう」の3つの目標に関連した体験を、年に一度、オリックス・ホテルマネジメントの直営および業務支援の旅館・ホテル、研修施設にて提供しています。

 初年度の2024年は、「SAVE THE SEA」をテーマとして、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」に焦点を当て、海洋プラスチックごみのアップサイクル品の展示など、5つの体験を提供しました。旅先での体験で得た“気づき”が、普段の生活の意識や行動に少しでも変化を与えられるようなインパクトになることを目指しています。

 -プロジェクトページ:http://www.orixhotelsandresorts.com/feature/166204/

ACTA+について

 「持続可能性の正論を、憧れに。」を理念に掲げ、捨てられた素材や人から見放された廃棄物からアートを生み出すことで、正論として押し付けられている持続可能性を「憧れ」へ変換することに挑戦する企業です。

 全国約500名を超えるアーティストたちと共に、廃棄物を起点としたアートの制作・販売、企業や地域との協働企画を実施。廃棄物に新たな価値を与えることで、社会に「持続可能性」が魅力として認識される文化の醸成を目指します。

 会社名:株式会社ACTA PLUS / ACTA PLUS Co.,Ltd.

 所在地:山口県周南市久米3034-1
 代表者:橋本 季和子、吉本 龍太郎
 コーポレート/ECサイト:https://acta-plus.com
 インスタグラム:https://www.instagram.com/acta.plus/

その他実績について

-ブランド体感施設でのアート企画|マツダ株式会社

-宿泊施設への作品納品|TRUNK(HOTEL)yoyogi park

-企業・地域の素材を使ったアート企画展|無印良品グランフロント大阪店

-美術館での親子向けアート企画|不知火美術館(CCC)

-百貨店でのポップアップ販売|玉川高島屋

-廃棄物からアートを生み出すアワード|ACTA+ ART AWARD

MAZDA TRANS AOYAMA展示企画

本件に関するご取材/お問い合わせ

株式会社中特ホールディングス
未来創造部
TEL: 0834-25-0606(代表)

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